占いの鑑定結果はその占い師の価値観が入っている

「いい結婚」「やめたほうがいい結婚」とはどういう意味?

あなたが占いで聞く判断には、たいていの場合、その占い師の価値観が含まれています。

たとえば、付き合っている人との結婚を見てもらって「これはいい結婚ですよ」と言われた場合、その占い師はなにをもって「いい結婚」と言っているのでしょうか?

大きな事件は起こらずに普通に暮らしていける、という意味でしょうか? ですが、大きな事件が起こらなくても、悩みやトラブルを抱えているカップルはたくさんいます。

「普通に」という言葉も、なにをもって「普通」と言うのかは人によって違います。占い師の言う「普通」と、あなたの考えている「普通」には、「ずれ」があるでしょう。

「お互いを高め合う関係になる」という意味で、「いい結婚」なのでしょうか? 一見理想的に聞こえますが、何度も衝突を繰り返し、結果的にお互いを高め合うことにつながるという場合もあるでしょう。

占い師が「どんな組み合わせでも、結婚は修行であり学びの場である」と強く思っていれば、その結婚に問題が見えていても、それを通して本人たちが学んでいけばいいとして、特に口に出さないかもしれません。でも聞く側にとってみれば、そここそ知りたいと思っていることかもしれません。

ちょっとここから、札幌の占い師に聞いた参考になる話をご紹介します。

Hさんは、これから結婚する相手のことを占いで見てもらいました。すると、「この組み合わせには子供ができない(かなりできにくい)」ということがわかりました。

そこでこの占い師は言いました。「この人と結婚するとうまくいかない、不幸になるよ」たしかに普通に考えれば、子供ができないことが事前にわかっていたら(それが仮に本当にそうなるとして)、うれしいことではないでしょう。

ところがHさん夫婦は、はじめから子供はいらないと思っていました。これを占い師に伝えると、「はじめから子供はいらないなんて、アホな考えだ」と、キツイ言葉で延々とお説教をされたというのです。

「子供はいらない」と思うことが良いか悪いかは別にして、このふたりにとっては「子供ができない=不幸なこと」ではなかったことになります。

「どうして不幸になるのか」という部分を聞かずに「この結婚は不幸になる」と聞いていたら、誰でも憂鬱になるでしょう。占い師が「不幸」と捉えていることと、その人が思っていることは違うのです。

Hさんの場合、子供について同じように考えているふたりが好きになり、結婚することになったのですから、むしろ「滅多にない縁」とも言えるかもしれません。

「お互いにそう思っているのならばちょうどいい、よかったですね」と言う占い師もいるはずです。結果は同じであっても、両者の言い方には天と地ほど違いがあると思いませんか?

たとえば相談者が、「結婚生活では、浮気や異性関係の苦労がなによりも嫌だ」と思っていたとします。でも占い師のほうが、それをあまり重要に捉えていなかったとしたら、「モテる人というのは、それだけ魅力的でエネルギーがあるから男性としては悪くない」と言われることもあります。逆に、ものすごくそこを意識する占い師だとしたら、「絶対にやめたほうがいい」と言うかもしれません。

どちらも占い師の手元にある結果は同じなのに、です。その占い師の使う言葉によって、かなりイメージが左右されると思いませんか?

私は高校生くらいのとき母が占いに行き、いろいろなことのついでに私の結婚について聞きました。すると、「この人は結婚が遅いよ」と言われました。どれくらい遅いのか聞くと、「30歳を過ぎるかも」と言うのです。

なんだ、遅くないじゃないですか……と母は笑ったのですが、その占い師は当時70代のおじいさんでした。この方が生きてきた時代は、30歳を過ぎたら晩婚の時代だったわけです。

私はこの話を30歳に近づいた最近になってから聞きましたが、もしこれを前々から聞かされていたら、心のどこかでなんとなく気になっていたと思います。少なくとも、うれしい気持ちにはならなかったでしょう。

この占い師にしてみると「晩婚が悪い」とは一言も言っていませんでしたが、こんな些細な一言でも聞く側の意識には強烈に残るとしたら、もっと決定的ななにかを言われてしまったときの残り方は大変なものでしょう。

「占い師に言われる言葉は、必ずしもあなたの価値観と同じではない」これをよく頭に入れておくべきだと思います。その占い師が「いい」と思うなにかを選んだとしても、それはその占い師の望む人生になってしまいます。

 

「この人は結婚に向かない」はどういう意味?

Yさんは、結婚しようと思っている彼のことを見てもらい、「この人は結婚には向かない人だから、やめたほうがいい」と言われました。よく聞いてみると、「この男性には放浪痳のようなものがあるので、結婚をしてもひとつの場におさまることがなく、安定しない」と言うのです。

Yさんの彼は、仕事柄、世界各地を旅行してまわっている人です。そういう意味では、ひとつの場におさまることはなく、落ち着きもありません。でも彼の場合は、「落ち着かなくていい」ことになります。

同時にYさん本人を見てもらうと、Yさん自身も「普通の結婚には向かない」という人でした。彼と同じように、ひとつの場所で決まりきった家庭を守っていくには無理があり、常に変化を求める人だったのです。

ということは、両方ともが似たような生活スタイルを好むわけですから、「ちょうどいい組み合わせ」と言うこともできるはずです。Yさんにとって、結婚する人は、普通の家庭におさまる普通の男性では無理なのですから、今の彼は最高の人になるかもしれません。

Iさんも、自分の結婚相手のことを見てもらいました。

「この男性は、女性にたよる軟弱なところがある。なんにでも依存する性質があるので結婚には向かない」と言われましたが、実はIさんの家は、養子になってくれるお婿さんを探していました。Iさんの実家の家業を継ぎ、事実上Iさんの実家が面倒を見る相手のほうがよかったのです。実際、Iさんの家族と彼はよい関係にあり、とても和やかにうまくいっていました。

Iさんにとっては、この占い師の言う「良くない要素」を持っている人のほうが、むしろよかったことになります。

どちらの場合も、占い師が、日本における理想の家庭像や、結婚における主婦として、女性として、男性としての常識的な役割を頭において判断した結果だったのです。その要素を持っていたとしても、「だから結婚には向かない」「だからやめたほうがいい」というような判断はできないのです。

 

「この人とだと苦労します」とは、どういう意味?

占い師に、「この人とだと苦労しますよ」と言われたとします。このときの「苦労」というのも、なにをもって「苦労」と言っているかわかりません。

人によって「苦労」と思える種類は違うからです。「こういうことぼつらい」という要因は、一般的に誰にでも共通しているように思えますが、必ずしもそうではありません。

先はどの「子供はいらない」と思っているカップルにとっては、子供ができにくいことがつらいことにはなりませんでした。経済的な苦労をなによりも嫌に思う人もいれば、人間同士のトラブルが一番ストレスになる人もいます。

もちろん、どの種類の悩みもないほうがいいに決まっていますが、その中でも、どれを一番憂鬱に感じるか、なにを最優先するかは人によって違うのです。

同じ苦労を我慢できる許容範囲も、人によって様々です。ある人にとっては、ちょっと悩む程度で済むことが、人によっては追い詰められるほどに感じる場合もあるのです。

自分が育ってきた環境の影響で、その光景や出来事を見慣れているために、自分にとってはそれほど苦労にならない、ということもあります。逆に、他の人から見ればどうしてなのかわからないことに、苦痛やプレッシャーを感じる場合もあるのです。

「ここから先は苦労になって、ここまでは苦労にならない」という境界線は、はっきりとつけられるものではなく、非常に曖昧です。

ある世界では「これが王道で最高」とされていることでも。別の世界の人から見ればまったくそう思わない、またはその価値すらもわからない、ということがあります。

これは、育ってきた環境、住んでいる地域、学歴、職業、その他いろいろなところで発生している、人間同士の価値観のぶつかり合いです。

極端な例ですが、美術品の世界では素晴らしい逸品でも、価値のわからない人、または興味のない人にとってはただのがらくたにしか思えません。価値がわかる人が素晴らしいのではなく、どこに基準を置いているかだけの違いです。

それぞれが、自分の価値観を最高だと思い、それに沿うような生活をしようとしています。これがエスカレートすれば、その価値観がわからない人を認めることができなかったり、相手にしないようになっていく人もいるはずです(一番理想的なのは、そのような価値観の枠を取っ払った、いい意味での「なんでもあり」の状態ですが、そこまでたどり着いていないからこそ、占いの結果を気にするわけです)。

占い師の中にも、自分の考える「これが最高」という価値観を、相談者に無意識に押しつけて話をする人がたくさんいます。そこに悪気はありません。悪気はなく無意識にしているからこそ、聞く側も、知らない間にその占い師の言葉に縛られていることがあるのです。

あなたの聞く占いの結果は、あくまでその占い師の価値観で解釈された結果です。

一言で「○○である」と言われても、それがどのような意味を含んでいるか、占い師がどこまで話しているか、どこを大事と思って大きく取り上げているかによって、出てくる言葉はまったく違うのです。

 

占い師に「お金に縁がない」と言われたAさん

付き合っていた彼との結婚を見てもらったAさんは、ある占い師にこう言われました。

「相性もすごくいいし、相手はあなたのことをきちんと考えてくれている優しい人ですでも『金』のエネルギーが弱いからお金には縁がないですけど、いいですか?・」

Aさんはこれを聞いてなんとなくやる気を失い、ガッカリしてしまいました。

これから結婚して新しい未来を築いていこうとしているときに、「お金には縁がない」と言われたら、どう感じるでしょうか?

お金があれば幸せになれるわけではもちろんありませんが、ふたりでこれからの計画かにてようとしている人にとって、やる気が台無しですよね。

占いで、「あなたはこのような星を持っている」ということがよく言われます。

「その星を持っていると、こうなる傾向が強い」ということも、たしかにあるでしょう。ですが「この星を持っている=絶対にこうなる」と簡単に言い切れることではありません。

Aさんの場合でも、ここで出てくる「金」のエネルギーは「お金」のことだけを表しているわけではありません。仮にお金について言うとしても、「金が弱い=金運がない」と言えるほど簡単なものではないのです。

たしかに、もともと「金」の要素が強い人は「お金」に縁がある人生になるかもしれませんが、どのような縁なのか、どのような経緯でそうなるのか、一言でお金持ちと言ってもいろいろな表れ方があります。

お金のエネルギーが極端に強ければ、一生お金にとらわれて、そこに執着してしまう人生かもしれません。どれほどあっても満足を感じられず、お金のために生きてしまうかもしれません。

ひとつの状況には裏も表もあり、極端に偏れば、プラスのことがマイナスにひっくり返ります。長所も、行き過ぎれば短所になるようなものです。

ですから、「金のエネルギーが弱い=お金持ちにならない」とは言い切れないし、まして「お金持ちにならない=幸せにならない」とも言えません。

占い師の使う言葉の恐ろしさがここにあるのですが、この占い師は「Aさんはお金に苦労する」と言ったわけではありません。「特に強い縁があるというわけではない」という程度のことかもしれません。

ところがAさんは、まるで、「私たちが結婚したら、お金について苦労する」というように捉えてガッカリしてしまったのです。

このように受け止めてしまうのは、ある程度、誰でも仕方のないことだと思います。

Aさんが特に「お金」について聞いたわけではないのに、突然占い師がそれを取り上げれば、「お金に対してよっぽど良くないことがあるのだろうか?」と思ってしまうでしょう。わざわざこれを言われたということは、「他のことに比べて、お金で苦労するのかもしれない」と思いたくなるのではないでしょうか?

この占い師自身が、「お金が大事というような思いがあったからこそ、わざわざその部分に触れた」という可能性もあるわけです。だとすれば、この占い師の価値観に大きく影響されて出ている言葉です。

仕事のエネルギーがほとんどないと言われたのに、社長として成功している人もいます。「金が弱い=お金に縁がない」と言うほど単純なものではないので、ガッカリすることはありません。

 

仕事のエネルギーが弱いと言われたのに

その人が、どんなに「そうなる可能性の強い星」や「エネルギー」を生まれつき持っているとしても、それらがどのような形で現実に表れるかは決まっていません。

その人の持っている星やエネルギーはひとつだけではなく、いろいろなものが絡み合って現実の生活を作っているのです。たくさんの特性や星の中のどれが一番影響を与えているか、それは、その人のまわりにいる人によっても、事柄によっても、時期によっても、変わってきます。

「この星があります、だからこうなります」と言い切れるほど、簡単なものではないのです。

Lさん(女性)は、結婚しようと思っているDさんのことを占ってもらいました。

占い師は、LさんとDさんの性格や特徴を細かく指摘しました。「大きく見れば当たっている」という曖昧なものではなく、普段Lさんが思っていることや、実際の状況とあまりにも一致している、ぴったりのことを言われたそうです。

「Dさんは、よくあなたにこんなことを言うでしょう。それはDさんがこう思っているからです」→実際、よくそれを言われる。

「Dさんは、あなたのこういう面をとても評価しています」→そこをよく褒められる。一番好きなところはそこだとも言われた。

「Dさんは、あなたがこういう服装をするのを好みます」「こういうデートのスタイルが好きです」「物事をはっきりと伝え、心理作戦などはありません」→すべてそのとおり。

「こういうことを言われるのは嫌いです」→それでケンカをしたことが何度もあった。

「両親とぶつかるので、家を継ぐ商売は向いていません」→それが原因で家業を継いでいない。

「○○、××、☆☆のような職種が向いています」→××の仕事をしている。

「こういうことが弱点です」→今までそのとおりのことで失敗している。

「そういうDさんですから、あなたが○○を伝えるにはこういう言い方をすればいいです。時期はいつがいいです」

「Dさんは、今あなたのことをこう思っています。こういうふうにしたらダメです」というようなアドバイス的な話もありました。

ところが、仕事の話になったときに、「この方(Dさん)は、仕事のエネルギーの星がものすごく弱いですね」ということを言われて驚きました。

実はDさんは、外資系企業の社長です。仕事が大好きでパワフルで、Lさんから見ても私から見ても、とても仕事のエネルギーが弱いようには見えない人です。

これはどういうことなのでしょうか?

その占いの方法で見れば、たしかにDさんが持って生まれた仕事のエネルギーはとても弱いのかもしれません。ですが、実際の生活にはそのように出ていない……。

Dさんの生活は、その「仕事の星」だけで成り立っているのではなく、他の星やエネルギー、まわりにいる人々や環境、それらすべてのものが影響し合っているからなのです。

たとえば、一緒に仕事をしているパートナーの運に引っ張り上げられているのかもしれないし、会社の中に、Dさんを助けてくれる人が大勢いるのかもしれません。「助けてくれる」というのは目に見える実質的なことだけではなく、星や運勢の面から見て、Dさんの足りないところを補ってくれたり、後押ししてくれるような関係のことです。

Dさん自身が持っている他の特性が、弱い仕事のエネルギーを補っているとも考えられます。たとえば「人一倍逆境に強い」とか、「友人に助けられる」とか、「努力の星」というようなエネルギーが強く、それらが微妙に絡み合った結果、現実の仕事に結びついているのかもしれません。

婚約者のLさんが、Dさんの運を上げていることもあるでしょう。

つまり、「机上に出てくるデータだけで、その人の生活をすべて判断することはできない」ということなのです。

バリバリの外資系企業の社長に対して、「仕事のエネルギーが弱い」と言うのは、「当たる、当たらない」という言い方をするならば、大外れですよね。

当たっている7割の部分に基準をおけば、とても役立つ情報になりますが、外れた部分を参考にしてなにかを決めてしまったとしたら、大変なことになると思いませんか?

Lさんは、Dさんの仕事のエネルギーが弱いと言われて、実は大手企業の社長であることを話しました。するとその占い師は、「それはDさんが相当注意深くやったのでしょう」と言ったのです。

そんな理由であったら、どうにでも言えると思いませんか? 逆に、仕事のエネルギーがすごく強いのにうまくいっていない人たちに対しては、「よっぽど不注意だったのでしょう」と言えばいいことになります。

この占い師に言わせれば、仕事の星(だか、エネルギーだか)の数値が1から9まであるとすると、「1から3の人はかなり注意深くしなければいけない、4から6の人は少し注意が必要、7から9の人は……」というようなことを説明したそうですが、「かなり注意」と「少し注意」の差はどこにあるのでしょうか? また、人によって「かなり注意」の質も変わるでしょう。

また、仕事のエネルギーが大きく成功している大たちの人生の途中に、「落とし穴」と言えるような大事件が起こることがよくあります。一般に「厄年」と言われる時期周辺にその事件が起きたり、それまでのその人の考え方や言動の厄を祓うため、「人生の清算」のような事件が起こることもあります(エゴが強い人、なにか考え方の間違っているような糸にこそ、必ず起こると言う場合もあります)。

ですが、そのようなことを含めて、「この人は本来エネルギーが弱いのに、こんなに大きな仕事や任務を背負っていると無理がある、なにかが起こる」という意味を言っているのだとすれば、それこそ、誰に対しても言える言葉です。Dさんだけに限ったことではないし、無駄な心配事を婚約者に背負わせていることになります。

占いで良くない未来の傾向がわかったときに、それをきっかけに自分の言動を改めることは大事ですが、うまくいっている人に対して、わざとマイナスのことを誇張して勢いをおさえようとする占い師がいることも事実です。

このように、占いで使われる表現にはたくさんの逃げ道があることも多いのです。

占いで表すことのできるデータや数値はたしかにあるし、この占い師の表現がすべて間違っているということではありません。ですが、「裏を返せばこういうふうにも言える」というものだけに、一喜一憂する必要はないということです。

 

名前は完璧でなくていい

「あなたのお名前は、会社勤めなんかは絶対ダメ。頭下げるのなんか冗談じゃない。自分で、とにかくピタリと目標を持っていく冒険家ですよ。あなたは、たとえば、冬山へ行かれて凍傷にかかっても、1人で下山できる。倒れても、必ず立ち直る。そのはずです。もともとオギャアと生まれて、お名前をつけてくれた時から、そういうものを特徴として持っている。ただ、考えが緻密すぎて、1人でやる仕事以外はダメ。自分でやらなければ気にいらない。今の仕事が間違いなく天職です」

占い師さんにハッキリと言っていただきました。

「物を書くときはペンネームなのですか?」とよく聞かれますが、本名を使っています。

「あなたは、ただのありふれた感じの人じゃない。向上心がすごい。野心をちゃんと持っている。その一方で、破滅型ではなく、家庭を大事にします」

破滅型の人は、家庭を大事にしない名前になっているといいます。

「破滅型の人は、芸術家でも何でもない。人間としては、一番守らなければいけないものを守れない」と占い師さんは言っていました。

 

そして、これから、どうしたらよりよくなっていけるかというポイントも指摘していただきました。

名前には、長所と短所があるらしいです。

「あなたは、泣き言を一切言いません。でも、家庭の中で強がりを1つ言うと、1つ幸せが逃げると思ってください。家庭の中では、少しはおバカさんのふりをすることです。そして、あなたは、白黒をつけすぎるね。白黒、いい悪い、好き嫌い、これしかない。中間も認めましょう」

ギクリとしました。それは、子供の頃から、母親によく言われていたことだったからです。

「あなたは、家族を命がけで守るという責任感をすごくお持ちの方。その責任感がすごい。ただ、責任感でがんじがらめになっちゃうところがある。ちょっと肩の力を抜いてちょうどいいくらいですよ。肩の力をちょっと抜いて、柳に風ぐらいの感覚でいたら、もっと飛躍します」

なんだか、楽になるような言葉ももらえました。

「このお名前は偶然じゃないと思う。調べてつけられましたね」

最初、占い師さんには黙っていましたが、親が姓名判断で調べてつけた名前だそうです。

「完璧です。でも完璧すぎるんです。僕なんかは、赤ちゃんに柔軟さを加えるのです。もしあなたの名前が悪ければ、こういう理由だからと変えさせちゃう。でも、変えることは一切ないのです。緻密さをやめてサボればいい」

確かに、僕自身が成長していく時、常に壁になっていたのは、世の中のいろんな矛盾との闘いだったような気がします。

矛盾を受け入れていけるかの戦いですからね。

社会生活、特に仕事では良心のゴムが何本も切れていないとやっていけないから、その経験がよかったかもしれません。

「それが丸さというのかな、柔軟さになったんですね」

姓名判断を受けることで、自分の人生を振り返り、自己反省できるのです。

 

チャンスは5年に1度やってくる

人生のシナリオは、短い名前に凝縮されているんです。

姓名判断は、生命判断なのだそうです。

「年齢がいけばいくほど、その人の人生が、健康から何から全部名字、名前に出るのです」

占い師さんは、生年月日と姓名で、何歳でどういうことが起こるかということまで指摘するのです。

「何歳の時にこういうことがあった、ということまで名前に出るのです。それは勘違いもあるし、勘違いで糸がこんがらかっちゃったものをずっと引きずっているわけです。そんなものは薬を飲んだって治らないのですよ」とのこと。

さらに、チャンスの年も指摘するんです。

「人生には、節目、転機というものがある。伸びる方、人もうらやむ生活を送っている方は、みんな節目、転機で物事をしているのです」

出会い、結婚、就職、転職、独立、引越し。

成功するには、やっていい年で実行し、やってはいけない年では、物事を起こさないのが基本なのだそうです。

占い師さんによれば、私は2と7の年が、成功するチャンスだということでした。

「あなたは、オギャアと生まれて、もう2歳でほかの子と違います。7歳で、まわりの子に対してお兄ちゃんしていました。今のあなたがいらっしゃるのは、12歳の時の思い。世の中の仕組みを知り、強さを12歳で全部つかんでいます。『先生の話を聞いていない』と通信簿に書かれていたはずです。いつも自分の世界にスッと入って、いつでも緻密に考えごとをしていた」

ビックリです。当たっているんですよね。

ある時友達と「いくつに戻りたいか」という話をした時、私は17歳と言ったことがあります。

17歳の時は全くモテなかったけれども、アルバムの写真の枚数が一番多い時代だったんです。

そして、気をつけなければいけない時期もあります。そういう時はあまり新たなことを始めないほうがいいみたいです。

「気が乗らない、何をやってもうまくいかない年には『ここで谷が来たんだから、充電期間にあてるぞ。命の洗濯だぞ』というくらいの気を持っていただいたら、次の飛躍になる」とアドバイスをもらいました。

「これからの楽しみは42歳です。よく本厄とか厄年とか後厄とかやっていますけれども、あんなものはでたらめです。あんなものは、全員に共通してあるわけがない」

ありがたい言葉でした。これを聞かなかったら、厄年周辺って何となく嫌な感じがして何も行動しなかったかもしれませんからね。

アドバイスをたくさんもらえて感謝感謝でした。

 

ズバッと言う札幌の占い師

こんにちは、札幌でメディア関係の仕事をしています。

毎日色んな人と会って話をしたりしているのですが、最近仲良くなった札幌の占い師さんのエピソードが強烈だったので、名前は伏せて紹介したいと思います。

その人は「相談者を幸せにしたい」という子持ちが人一倍強い占い師さんなんです。

そして、占いがよく当たる!札幌のみならず県外からも占ってほしくてやってくる人までいるそうです。

 

ある時「結婚式をするいい日にちを選んで下さい」というカップルが、その占い師さんの元を訪ねたそうです。

占い師さんは、2人の名前を見て「結婚なんかしちやダメ」と言ったんです。

「彼は、女性を殴るじやないか。カッとしたら忘れちゃうじゃないか、わからなくなるじゃないか。あんた、結婚なんかしないほうがいい!」

彼女は、泣き出したそうです。実は、彼には、酒乱の性癖があったんです。

「こういうところが直らなかったら、あなたムリだよ」と事前にアドバイスしたのです。

「親御さんが納得しなかったら、連れていらっしゃい。親御さんにも、あなたがこういう育て方をしたから、こうなったと言ってあげるから」

と、いい方はキツイんですが、本当に当たるし、相談者のことを大事に考えてくれているんです。

「離婚しようと思うのですが、どうでしょうか」と相談にくる人にも、アドバイスするらしい。

「恨みつらみなんか通り越したところに、もう一度チャンスはないか、本当の原因を探る。原因が何かご自分たちでもわからないものですから」
とのこと。

自分たちのうまくいかない原因の分析が、間違っていることを教えるらしいです。

お互いの知り合いに相談したのでは、客観的な見方ができないそうです。

その占い師さんは、別れてはいけない場合ははっきり言うんです。

別れたほうがいいという場合も、はっきり言うんです。

持論の押し付けではない。姓名判断をして、語るのです。

「結婚しても、もって何年か限界がわかります。ケンカの原因、離婚の原因まで全部わかります。芸能人の離婚も、本当の理由まで全部わかります」キッパリと断言します。

不幸な結婚もあれば、幸福な離婚もあるんですね。

「1人1人に、ステキな才能がありますもの。私自身が再婚に大賛成ですから」

この辺も独特な感じです。

その占い師さんは、離婚しているんですよね。

違う離婚相談の人にも、「家庭的に離婚となっちゃうような名前になっています。でも、それは、この年齢が来て理解されるまでの仕方がないものだと自分でわかっているから、ヤケにならない」

と言い切ります。

占い師さん白身、再婚して幸せになっているんです。

「前のかみさんだって、前の子供だって、今のかみさんだって、かみさんの連れ子も、みんな面倒を見ています。お互いみんな幸せになる再婚って、あるわけですよ」

って、軽く言ってくれちゃいます。

きっと、大事なのは長くつき合っていけるかどうかではなくて、長くつき合っていけるにはどうしたらいいかを考えればいいということなんだろうなと思いました。